転職に紹介状は必要?

紹介状より自分を生かせる転職先かどうか

必ずしも必要ではありません。上司や職場のコネクションや方針によっては紹介状を書いてもらえることもあるようですが、それが通用する転職先や内容であることが前提です。そうでなければ、素直に求人コンサルタントを利用した方がスムーズな転職が可能になるかもしれません。紹介状がなくても、転職には「自分のスキルや過去の経験を活かす」というメリットがあります。

新卒と違い、現場の雰囲気に馴染むことができれば即戦力となれるからです。調剤業務だけを例にとっても、処方箋の見方や患者さんとのコミュニケーションスキル、円滑な作業などは経験者ならではの利点です。過去の実績はやはり転職の際の武器となります。特に忙しい状況を捌いたり特殊なスキルを身に付けていれば、それらは新しい職場でも役に立つでしょう。

新しい職場に合わせる

もちろん、過去のやり方や以前の会社の方針にこだわり過ぎるのは良くありません。なぜなら今自分が所属するのは違う企業や環境であり、そこにはそこの方針や方法があるからです。過去の実績を生かすにしても、信頼を得てからでなければ受け入れられないことも多々あるものです。過去の実績や経験をあまりにも持ち出すならば、現場での人間関係に支障を来たすことも十分あり得ます。

自分の物事のやり方だけにこだわるのではなく、現場で受け入れられている方法や求められている条件に自分を合わせましょう。相手のやり方に敬意を払うことにより信頼を勝ち得ることができ、それが今後の自分のスキルや経験を活かす土台となっていきます。あるいは、最初から自分の経験が必要とされる職場をしっかり探すなら、その面で馴染むには有利となるでしょう。

自分が本当に求める条件を洗い出す

紹介状があってもなくても、自分の希望する条件に合う職場かどうかは重要です。転職に無事成功したものの、いざ働き始めると何か予想やイメージと違う…と感じる方も少なくありません。もちろん、すべてがすべて自分に合う完璧な職場というものは存在しません。何かしら不満なところもあるものの基本的には満足できる、自分が譲れない条件は満たしているというのが現実的な合格ラインでしょう。

そのためには、「自分が本当は何を期待しているのか」「最も譲れない条件は何か」を明確にしておく必要があります。よくあるのは給料が高くて入ったものの、作業内容や人間関係が辛くて辞めたというものです。続けていくには給料以外の理由が必要です。就職先を見つける前に自分の条件を今一度見直してみましょう。