ブログでも紹介した、この本。タイトル素敵でしょ? 大好きな黄色が文字色に使われていることと、このタイトルに惹かれて購入。 "運命"という言葉に胸キュンしちゃったりして、意外に乙女ちっくなんです、私。
このタイトルからすると"好きになった人とやっと結ばれたのに、その人が病気になってしまう"とか"長く付き合っていた恋人と離れ離れになって、再会"とか、そんな感じの涙あり切ない恋愛物語なんだろうなぁ…。
と思いきや!! 全然違うわけですよ。 内容知らず、題名で惹かれてみて、部屋で本を開いてビックリ。目次に注目。最初の章の題名"「ときめき」延長作戦"だよ。 ときめき…延長作戦??? まぁ、マジな恋愛話でもありますよ、そういう場合。 じゃあ、次は「…"いちゃいちゃ界"!?」 これは、私の予想と反して…面白そう!!
逆に、気になってきてしまったのであった。 もうね、最初の予想と180違うもので…最高!! 本を読んで爆笑したのって、三谷幸喜さん作品以来かな? 最初は「え? 笑っていいの?」と遠慮しながら笑い、しかしページめくるたびにその笑い声は大きくなり、あげくのはてには文字見るだけでまわりを気にせず爆笑でございます。 私、すっかりと穂村さんマジックにハマっちゃったわけです。ツボツボツボ、これ移動中読めない! 笑い声の大きさ半端じゃなくなるもん。 でも「どの辺が面白いわけ?」と聞かれたって、答えられない。 だって、全部おもしろいから。一部分だけ取り上げて「ここです」なんて言えないんだもん。
内容はね、いたって真面目な恋愛評論なのです。(でも、ウケる) 女性の行動に対しての分析や、反論、意見と、著者の気持ちがたくさん詰まっている。 "私はいちゃいちゃ界のファンタジスタではない" "自分はワイルド系の男に憧れるマイルド系" "外国にいる間中、妻の背後にぴったりと貼りついて隠れている"
なんてキュートなの!! 私より20歳も年上だけど、かわゆすぎる。 人それぞれタイプというものがあるから「わかる! わかる!」もあれば「えー! ナシ!!」という、この本で言うワイルド支持派な意見もあると思う。 でも、私は「キュート! かわいい!!」支持派なのでたまらない。かわいさがあるからこそ何でも許せると思うの。
そういえば前にテレビを見ていて「"カッコイイ男"と"かわいい男"どっちがいい?」というガールズトークが繰り広げられていて、出演者の女性たちは「カッコイイ人がいい」「カッコイイとかわいいの半分」というそれぞれの答えを出していた。 便乗して私も得意の感情移入&妄想で考えてみた。 考えに考えた結果やっぱり"断然かわいい男"という結果になった。親友に訪ねたところ彼女も「断然、かわいい男」と言っていた。
例えばだよ、これ極端だけど、普段から見た目も中身もワイルド系なすっごいカッコイイ人がいて(もちろん本人もその自覚アリ)その人が目の前でダサダサで転んだらショックじゃない!? ワイルドなのに転ぶんだよ! しかも、すっごいの。でも、相手はカッコイイわけなんだから「大丈夫ー? あはは」とか笑えないでしょ? それについでに鼻毛でてたらどうする? えー!? カッコイイのに転倒? 付け加えて鼻毛!? でもギャグにできない!! もうそんなことになったら私は…考えただけでパニック、大事件!
反対にかわいいキャラだと「転んじゃったの? 大丈夫(笑)? あれ、鼻毛でてるよ、ブチッ」と抜いてあげられる。「てへっ。ありがとう」なんて言われたら「なんて、かわいいのっ!!」となるだろう。 もう、なんでも許せる気がする。 見た目がどうのじゃなくて、キャラがキュートなことが重要! ワイルド系の人が自分に甘いと「え? なんで? なのにワイルド?」と思ってしまうけど、マイルド系が自分に甘いのは「しょうがないよね」になる。 極端だけど、全部のことを笑えちゃうくらいの関係が最高に理想な私はなんでもギャグにできる人がいい。 "男は度胸・女は愛嬌"っていうけど、私は反対で"男が愛嬌・女は度胸"な気がする。
そんな私だからこそかもしれないけれど、この本が愛おしくてたまらない。 でも、みんな読んでみて。とにかくね、ハマるよ。 「え? あたし、本当はマイルド系だったのかも」 「俺、ワイルド気取り…しなくていいんだ」 なんて思うかもしれない。
大昔の俺についてこいスタイルはこの本の中にはない。 実は、そんなものは見せかけでもともとこの世の中にも存在しないのかもしれない。
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