ダメンズでも見習うところはある!
世渡り上手なところを学びました

――『本気でオンリーユー』の「慎二」役はどんな役ですか?

林さん:まだ台本が上がっていないので、小説を読んだ感想ですが、慎二は浮気はするし、お調子者だし、自分勝手なんだけど、世の中をうまく生きていけるダメンズ。同じ年代役なのに、自分とは全く違う性格なので、わからないことだらけです。「こういうとき彼ならどうする?」って考えてみたり、友人や知人に意識調査をして、できるだけ慎二を理解しようと努力しています。ダメ男になるために努力しているって、普通じゃ考えられないだけに、けっこう楽しんでいますよ(笑)。

――「慎二」に共感できましたか?

林さん:自分がフっておきながら、元カノにはずっと想っていて欲しいと思っているのが慎二なんですが、男性なら一度恋に落ちた女性には、ずっと好きでいて欲しいという気持ちがどこかにあると思うんです。逆に、女性は、次に好きな人ができたら、そんな想いはなくなるって言いますよね。そういう男特有の未練みたいな点は共感できました。でもどちらかというと、慎二の世渡り上手な面を見習いたいかな(笑)。

――林さん自身は世渡り下手ですか?

林さん:あまり上手じゃないですね。自分の場合は、言いたいことはきちんと相手に伝えるタイプなので、友人や恋人ともぶつかることもあるし、話し合いをすることも多い。はっきりした性格なので、もめることだってあります。そういう点では、もめ事をうまくすり抜けていく慎二とは別のタイプですね。自分の意見を言うほうなので、友人に相談を受けることも多いし、仕切りたい願望もあるし(笑)、イベントとか飲み会とか、みんなをまとめる機会も多いですよ。いわば「近所のお兄ちゃん」的存在かな。

“女の子は外見より内面重視で!
何かに打ち込んでいる姿に惹かれます 林剛史

――実生活ではどんな女性に惹かれますか?

林さん:きちんと自分を持っていて、常識がある子かな。あとは笑顔がかわいい子! 外見は磨けるけど、内面はすぐには磨けないから、その内面でキラリと光るものを持った子がいいですね。夢をもって、それに向かってがんばっている子とか、一生懸命何かに打ち込んでいる姿に惚れてしまいます。

――恋愛には積極的ですか?

林さん:はい、かなり。好きだと思ったらきちんと伝えます。ただ、恋愛は積極的なんですが、実は超人見知りなんです。矛盾しているようだけど、初対面の女の子には弱くて…。例えば美容院で女性のスタッフに髪の毛を洗われるだけで、緊張してドキドキしたりするんです(笑)。時間がたって打ち解ければ、仲良くなれるんですけどね。

――結婚願望はありますか?

林さん:めちゃくちゃありますよ! そういう相手が見つかれば、今すぐにでもしたい! 寂しがりやだから、常に誰かと一緒にいたいんです。一人暮らし歴が長いだけにそろそろ暖かい家族が欲しいな〜と。家に帰ってきたら電気がついていて、ご飯を作って待っていてくれる奥さんがいる…なんて幸せなんだ!…って、妄想癖があるから、いつもそんなことを考えています(笑)。子供も早くほしいですね。実は昔、保父さんになりたいと思っていたくらい、子供が好きなんですよ。

“ロケ地の人とのふれあいや客席との一体感、
「この仕事やっててよかった」と思います 林剛史

――舞台、映画、ドラマの中ではどの仕事が一番好きですか?

林さん:どの仕事も楽しいんですが、一番好きなのは映画かな。映画のロケで地方に行くと、そこの空気を吸って、その地域の人と出会って、そこの郷土料理を食べて…一瞬でもその土地の人になれる。そんな刺激がすごく好きなんです。共演者とかスタッフの人とも、ずっと同じ釜の飯を食べ、同じ時間を過ごすから、すごく仲良くなれますしね。それから、ロケ地で“お母さん”を作るのが得意。ロケが終わっても、いつでも帰れる家を作ってくるから、今では日本中あちこちに“お母さん”がいます(笑)。今度遊びに行かないと!
 もちろん、舞台も好きですよ。舞台ってお客さんの反応がダイレクトにわかるし、会場全体に一体感が生まれる感じが素敵。今年は舞台が多いから楽しみたいと思います。

――これからやってみたい役は?

林さん:アクション映画とか刑事ものをやってみたいですね。デカレンジャーでアクションをやったのが、すごく楽しかったんです。もともと体を動かすのが好きだから、自分にあっている気がします。

――将来の自分、どうなっていたいですか?

林さん:男からもカッコイイ!と思われる男性になりたいですね。目標にしている俳優さんは、オダギリジョーさん、堤真一さん、竹中直人さん。独自の世界観があって、オーラが違う! 将来は「この役は林でないと!」と思われるようなポジションを確立したいし、逆に「こんな役もできるんだ」という裏切りも見せていきたいですね。そのためには今はいろんな仕事に挑戦し、いろいろ男磨きをしていますよ。

――“男磨き”ってどんなことですか?

林さん:まずは仕事を一生懸命がんばる! ただ演じるだけでなく、役作りのためにいろんな勉強をしたり、見えない努力もします。当たり前のことだけど、社会的な知識・常識を身につけるために、新聞を読んだり、本を読んだり。もちろん外見磨きのために体を鍛えることも忘れずに! 40〜50歳になってもいい体でいたいですからね。

林剛史 “ストレスや疲れは翌日まで持ち越さない!
だから毎日楽しく過ごせるんです

――オンとオフの切り替えはできていますか?

林さん:オフはきちんと取るようにしていますよ。最近は野球をするか、友人とおしゃべりをして過ごすことが多いですね。去年から草野球をはじめ、今年はチームを作ったんです!それから、テニスも始めました。お酒も大好き。一人では絶対に飲まないんですが、友人とはよく飲んで語り合っています。お酒がなくてもおしゃべりは大好きで、お茶だけでも、3時間〜5時間くらいカフェでいられる…まるで女の子みたいですよね(笑)。

――一人でいる時間はあまりない?

林さん:すごく寂しがりやだから、だいたい誰かと過ごしていることが多いですね。でも1年に3日間くらい1人で家に引きこもることがあるんです(笑)。引きこもる!と決めた日は、1歩も外に出なくていいように前日までに買い出しをすませ、その日は昼も夜も出前を取る…そして休みなく映画を見たり、ドラマを全話制覇するのです。名づけて“ひとりトゥエンティーフォー”。トイレ以外は立ちません(笑)。

――ストレスがたまったときの解消法は?

林さん:そんなにストレスはたまらないほうなんです。思ったことはきちんと何でも言うタイプだからかな。野球や友人との飲み会も、ストレス解消になっているのかも。とにかく翌日まで引きずるストレスはあまりありませんね。

“ミュージカルはじめての人も
『本気でオンリーユー』は絶対にハマります!!

――最後に、FAnet読者へのメッセージを。

林さん:20代〜30代っていろんな悩みや壁にぶつかる時期だと思います。でもそういう壁があるからこそ楽しいことがあるんだと思います。いまの生活が充実していないという人は、まずは趣味でも仕事でも、ひとつでもいいから打ち込めることを見つけてみるといいんじゃないかなぁ。好きなものを見つけると、毎日の生活にハリが出てくると思うんです。あと悩みがある人はとことん悩むといいですよ! 極限までいけばきっと答えが見つかるはず。せっかくの人生だから、自分の幸せを見つけて、楽しく過ごしてくださいね!

 それから最後に、『本気でオンリーユー』をぜひ観に来てください! ミュージカルなので歌もダンスもあり、華やかで楽しい舞台になると思います。まだ劇場で舞台を見たことがないという人も絶対に楽しめるので、PARCO劇場まで遊びに来てくださいね!!

2008.05.26 UP


2007(c)Shogakukan No reproduction or republication wihtout written permission.  ※ブラウザの文字のサイズを「中」にしてご覧下さい。
このサーバー上のデータの著作権はすべて小学館が保有します。掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複製・転載・放送等は禁じます。