●彼との関係が9か月を過ぎたころ、私のお腹に彼の子供がやどりました。とっても嬉しかった。
●“今、とっても好きな人の子供が、お腹の中にいるんだ〜。なんか幸せ”
●でも私は未成年、1人で育てていく力はありませんでした。彼は彼で、奥さんと子供を捨てられない……。
●彼はその時、幼いころ、両親が離婚したことを話してくれました。
●「俺は、どんな形でもいいから、両親には一緒にいて欲しかった。俺、親父がいなくてすっげー寂しかった。俺、どっちの子供にもそんな思いさせられない…。みゆの子供、あきらめてくれないか?
子供を産めば俺たち会えなくなる。こんなことでみゆを失うのはいやだ」
●私はすごく悔しかった。初めて彼が憎いと思いました。卑怯だと思いました。それと同時に自分の無力さ、自分の愚かさを思い知らされました。
●病院へ行き、手術を受けました。
●“私の赤ちゃん…、守ってあげられなくてごめんなさい。こんな馬鹿なお母さんだったこと、忘れないで…。一生恨んでね…。私の赤ちゃん、あなたがいたこと絶対忘れないよ!!”
●私は自分を、母親であることよりも女である道を選んだ、最低な人間だと思いました。でも、それでも彼と一緒にいたかったのは、本当に彼のことを愛してたからだと思います。 |