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【110】洗練されたエレガンス。ヴァレンティノ銀座店オープン[2005/12/21]
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これがヴァレンティノ銀座店。レディスのフルラインと、メンズのアクセサリーを揃えている。インテリアは、ゆったりと商品が見れるオートクチュールのサロン風。
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今回のパーティに花を添えた15人のモデルたち。ショーでは06年の春夏プレタポルテ、05年の春夏オートクチュール、それから05年の秋冬オートクチュールコレクションをミックスして紹介。
12月はじめ、銀座五丁目並木通りにオープンした「ヴァレンティノ 銀座」。そのオープニングレセプションパーティに行ってきた。銀座店を内覧したあと、客のひとりひとりをハイヤーでパーティ会場まで送り届けてくれるという、ブランドパーティの王道のスタイル。で、会場になったのは、九段にオープンしたばかりのイタリア文化会館だった。ちなみにここは、真っ赤な格子の外装が町並みを壊すと、住民運動ももちあがった建物。デザインは、パリのオルセー美術館やポンピドーセンターを設計したアウレンティっていう建築家が手がけたんだって。まわりに古いビルが多いエリアだからたしかに目立つけど、イタリアらしさいっぱいのモダンな建物だったよ。

パーティはまず、ヴァレンティノのイメージフィルムの上映から始まった。そのフィルムが終わって会場が暗くなったと思ったら、ステージにせり上がってきたのが15人のモデルたち。彼女たちが紹介する15作品を見せるだけの、ミニファッションショーもあったんだ。しかし、今年のヴァレンティノは、今まで見たこともないようなフェミニンさ。デザインにリボンやフリルをたくさん使って、ラグジュアリーそのものだったな。

ヴァレンティノというデザイナーが評判になり始めたのは1960年ごろのこと。ローマに映画の撮影に来ていたハリウッドスターたちの口コミで、その存在が世界に広がっていったとも言われている。そのころから白だけの服のコレクションが注目を集めたり、洗練されたエレガンスがこのブランドの特徴になったんだよね。その後まもなく世界を代表するファッションデザイナーとなるわけだけど、資料を見ると、まあ、エピソードには事欠かないよ。たとえばニューヨークのメトロポリタン美術館で、ファッションとして最初のショーをやったのが、このヴァレンティノ。それから、2001年にも、オスカーの授賞式でジュリア・ロバーツがヴァレンティノのヴィンテージドレスを着て登場。ここからヴィンテージドレスブームが始まったりとかね。

そんなブランドだけに、この日のパーティも、いつものブランドパーティとはちょっと違っていた。アッパーミドルのための落ち着いたパーティでね。客も、ファッションに精通する「大人」率が高かったよ。2005年春夏オートクチュールの総スパンコールドレスを着た川原亜矢子とか、2006年春夏プレタポルテのフラワープリントシフォンドレスを着た藤原紀香とか、ほかに酒井法子、増田恵子、かたせ梨乃、とよた真帆など、ヴァレンティノのドレスに身を包んだゲストたちも、ひときわゴージャスだったな。

ここ数年、オートクチュール系のブランドが時代の流れとともに、なりをひそめつつある。そういう時代にエレガンスなドレスを中心に展開できてるブランドは、もはやヴァレンティノだけかもしれない。そういう意味もこめて、あらためてヴァレンティノの実力と歴史の深さを感じたね。

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酒井法子と増田恵子は僕の仲のいいお友だち。このふたりは銀座のお店で、いつまでもいつまでもため息をつきながら、商品を鑑賞してた。ヴァレンティノの魅力にハマっちゃったふたりかな。
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ストレッチニットのトップスと、シルクシャンタンスカートの組み合わせ。このフレアが何とも言えずステキだよね。今回の15点のなかでも、僕のお気に入りのひとつだった。ちなみにこの2006年春夏プレタポルテは、チャイナがテーマ。   僕のお気に入りナンバーワンは、このベアトップドレス。リボンがテーマだった05年秋冬のオートクチュールのひとつ。 写真ではわからないけど、うしろは白いベルトがリボンになっていて、裾にかけて孔雀の羽みたいなスパンコールがついてるんだ。
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