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僕が長年のデザイナー経験をもとに、教育にも力を入れていることは、ここでも何度も話したと思う。
で、今週は僕がおしえている学校のひとつ、名古屋のファッション専門学校の話。
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| マスター科3年 中村麻衣子さんこの学校で最優秀名生徒だ。昨年僕の名古屋のファッションショーでも一緒にコラボレートしたんだ。パターン作りも、編み物も、テキスタイルもなかなかのもの。 |
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| ファンションスペシャリスト科 千原美恵さんこの生徒は器用な子。どんなものでもバランスよく作りあげてしまう能力があって、僕が一番買ってる子でもあるんだ。この作品はブルゾンの裏側にオーガンジーのテープをボアに見立てて叩き付けてある。 |
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| マスター科3年 大野祥子さんハンドニット、かぎ針、アップリケ、刺繍と、ひとつ間違えると手芸っぽく、野暮ったくなりがちなテクニックを、キャミソールにミニスカートと軽く見せているところが成功につながったね。ただもっと見え方にバリエーションがほしかったね。スカートのレザーが一体くらいはトップスにあるとよかったかもね。 |
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| マスター科3年 本田洋子さんこの生徒は、僕のコレクションでコラボレーションもやってくれた本田さん。何体も何体も作って最後がメンズのブルゾンとジョッパーズ。これがさえていた。 |
ここは講師をするようになって、もう3年になるんだ。この学校では毎年この時期になると、学生が自分の実力を試すイベントということで、学校内でファッションフェスティバルが開かれる。「NFFF2006」というんだけどさ。「コーディネート部門」、「コンテスト部門」、「コレクション部門」という各部門賞と、企業から与えられる「アパレル賞」、そして「ドン小西賞」というのもあって、そうしたもろもろの賞のなかから栄えあるグランプリが選ばれる。
このイベントを振り返ってみると、なかなかどうして。生徒の作品はどれも時代をうまく取り入れていて、アパレル業界で伸びていきそうな息吹は感じられた。学校に入ったばっかりのころはデザインというより、オブジェの感覚で服を作っている生徒が多かった。でも何年か勉強するうちにみんな社会で通用するデザイン力を身につけるようになっていく。これは僕が生徒たちに、耳にタコができるほど言ってきたことなんだ。ファッションはアートとは違う。世の中に流通して、人が着て、初めてファッションになる。時代といっしょに育っていくものなんだよ。だから、自分の世界だけにこもって生きていても、ファッションは生まれない。もちろん学校も、アーティストになるための学校じゃなくて、いわゆる職業訓練所なんだって、生徒たちにはいつも話してきたからね。
ま、ファッション教育論はこれくらいにして、実はこの学校、3年間おしえてて気がついていたことがある。講師をやりながらこんなこと言ったら不謹慎なんだけどさ、女子学生の比率が高くて、しかも美人揃い。フェスティバルの打ち上げのパーティをやったときにほぼ全員の女の子とツーショットを撮ったんだけど、それをもとに「名古屋ファッション専門学校、イケてる女子学生ベスト7」を発表しちゃおう。いやあ、名古屋っていうのはそもそも美人が多いけど、これだけ美人がいるとキャンバスの香りが違う。いろいろな学校に出かけてるけど、ここに行くときに足が軽いのは、このせいだったのかもと、写真を眺めてあらためて思ったね。とくにこの学校は男子学生が少ないから、ファッションを勉強したい男子がいたら絶対入るべきだと思うな。もちろんドン小西の授業も、忘れないで取ってね。
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| ファッションフェスティバルのトリは、僕の総評。一年間の授業内容や教育の成果を、会場にいるジャーナリストやアパレル企業の人たちに向けて、壇上で的確に語ったんだよ。 |
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