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| これは一階の店内の様子。この日はレセプションパーティではあったが、価格もリーズナブルということもあって、大変な売れ行きだった。 |
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ノスタルジックなフラノ感覚のワンピースを着たモデルさんとツーショット。こういう大きなつばの帽子とワンピース。なんとなく懐かしさを感じさせるよね。 |
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| ニーハイブーツからローブーツまでいろんなブーツがはやってきたけど、今年はこのタイプで決まりだよ。靴とブーツをミックスしたような、すごく浅いブーツで「ブーティ」と呼ばれるんだ。大ブレーク間違いなし。 |
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というわけで、行ってきました。そのショップのオープニングパーティ。今回はそんな世の中の一歩先行く空間に触れて、ちょっと得したような気分だった。店内はもうすっかり秋冬物が並んでたけど、今回のコレクションは春夏の華やかな色彩の服とはうって変わって、ちょっと色がダークになった。テーマは「ロシアンドール」。少し民族っぽいものを都会的にアレンジしたというのがミソなんだろうね。なかには、モスクワ柄のワンピースやコサック調のワンピースなんかもあったな。
そもそもこのマーク・ジェイコブスには僕も一目置いてたんだ。独自性が強いデザイナーで、自分の価値観を混ぜ合わせて、まったく新しい価値観を作りだしてしまう不思議なデザイナーなんだよね。ときにはインフォーマルで、ときにはすごくラグジュアリーだったり。ルイ・ヴィトンのチーフディレクターというと、気張ったデザイナーをイメージしてしまうけど、彼の場合は気取ったところが一個もないよね。いつも自然体。日本人のデザイナーも学ぶところは多いと思うな。
しかもそのセカンドラインというと、価格がびっくりするくらいリーズナブル。ワンピースの高いもので6万円くらいだし、ちょっとしたスカートなら1万円台。バッグやサングラスにいたっては1万円前後という安さなんだよね。安いものといえば、往々にしてシンプルというのが多いけど、彼の場合はどんな安い物でもきちんと彼の視点で工夫されてデザインされている。これもすごいと思ったね。
僕が印象深かったのは、デイジーという花をデザインしたフレグランス。これなんか、60年代のマリークワントを思い出したよ。いろいろ大きさの違う花がキャップについていて、遊び心がいっぱい。少しノスタルジーがあって、おちゃめで、それでいてちゃんとしたモードになってる。フレグランスの容器ひとつでも見える、こんなミックス感が彼の魅力なんだろうね。
演出力、知名度、なんでもあるビックネームでありながら、この価格帯。いいよね。日本のデザイナーとしては、なんか危機感のようなものを感じて、ちょっぴり複雑な気分になっちゃったんだけどね。 |