『鬼わそと』−白金/和食『福わうち』の姉妹店│MAKIE(園山真希絵)の才色兼備のレストラン 小学館FAnet

 
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MAKIEの才色兼備のレストランin TOKYO
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鬼わそと<白金>
鬼わそと<白金> 鬼わそと<白金>
東京都港区白金2-2-4
Tel 03-3441-5729 マップはコチラ
定休日 日曜
(日・月連休の場合、日曜営業、月曜休)
営業時間 17:00〜23:30(LO)
アクセス 東京メトロ南北線
白金高輪駅3番出口から徒歩2分
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 白金の一角に、どどーんと勇ましい『鬼わそと』の文字。とくれば、食通の方は、もしや… とビビッときてらっしゃるはず。
 そう、お魚のおいしい和食店『福わうち』の姉妹店なんです。しかも、この二店は、徒歩11秒と激近。てっきり『福わうち』同様、お魚メインのお店かと思いきや、『鬼わそと』は、焼き鳥店。WHY…?
 どうやら、『福わうち』店主の三宮昌幸氏は、無類の肉好きらしく、ならばおいしいお肉が食べられるお店をやろうじゃないかと、はじめられたそうです。好きこそモノのなんとかっていいますよね。

 さて、暖簾をくぐってみると・・・ジュージューと炭火の熱気が上がるカウンター越しで串をひっくり返しているのは、ねじりハチマキをしたいかつい(!?)若旦那。そんな若旦那こと出浦さんによると、
「焼き鳥は、熱をちゃんと通すことが重要です。生に近ければ近いほど、肉のアブラが溶けきらなくて、胃にもたれるんですよ。ちゃんと熱が通っていれば、余分なアブラは落ちてうまみのある上質なアブラが残り、よりお肉全てがおいしく感じて頂けるってわけなんです」

(写真1)これが自慢の焼き鳥(肉各210円/野菜各315円):左から、みさき(ガーリックバター)、背肝(バルサミコ)、きんちゃく(にんにく醤油)、おたふく(塩)、丸オクラ。名前と部分、お店でお勉強しましょ。焼き鳥を焼きはじめると、いい臭いが店内に・・・たまりません! 焼き鳥のコースの最初は、いつもみさきから出すそうです。
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 話を聞いていたら、すぐに食べたくなっちゃいまして、早速MAKIE好物の焼き鳥を注文。迷いに迷ったあげく、今回頼んだのは、「みさき(脂の乗った尻回りの肉)」「背肝(1羽から少ししか取れない腎臓)」「きんちゃく(ホルモン)」「おたふく(胸腺)」。沖縄の「丸オクラ」の串焼きも一緒に。

 「食べる順番はあるんですか?」と伺ってみたところ、みさき、おたふく、背肝、きんちゃくの順に、とのお答えが。理由を尋ねると、「最初に歯ごたえのあるものから食べるのがいいんです。でないと、途中で飽きちゃうんですよ」(出浦さん)
 「なるほど、食べる順番は、味が薄い濃いの強弱だけでなく、噛みごたえも考えないといけないんですね」(MAKIE)

 味付けは、塩、タレ、お醤油、バルサミコ、にんにく醤油、柚子こしょう、ガーリックバターの全7種類。それぞれのお肉にあった味付けが考えられています。
 「あー、やっぱりおいしいね〜。背肝もさいこー」なんて、感激しながら、むしゃむしゃ頂いてると、若旦那から勢いよく、「ここ最近、自分自身の焼き方の完成度が一番高いのが、背肝なんですよ。自分でも惚れ惚れでね」と、自信みなぎるお言葉が飛んできました。
 これはまさに今が狙い目。皆さん、おちおちしてられませんよ。一刻も早く足を運んで、この芸術作品「背肝」を、ご自身の舌でご堪能あれ☆

(写真2)筑前煮(630円):味付け材料はいたってシンプルでも、配合を工夫している鬼わそと名物。中身は、金針菜、里芋、昆布、大豆、こんにゃく、人参、椎茸、ゴボウ、レンコン、鶏肉。
(写真3)筑前煮ができる途中は、こんな具合。
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 そうそう、こちら、焼き鳥屋とはいえ、内臓系がメインなんです。そんなところも、推薦理由の一つです。美味しさだけでなく、内臓部分は、鉄分やビタミン類も豊富に含みますから、特に女性にはありがたいですよね。
 また、もちろん焼き鳥にはお酒がなくては話にならんというわけで、焼き鳥にとびきり合うお酒も、梅酒6種、日本酒10種、焼酎15種以上(裏メニューもあります☆)と取り揃えてあります。
 中でも女性にオススメなのが、「梅みりん」というお酒。少〜し味見させて頂いたところ、みりん特有の鼻にツーンとくるキツさはなく、通常の梅酒より、丸みを帯びてる甘みというか、ふくよかさがあるというか。とにかくうめ〜(ッシュ)。

 そして、焼き鳥以外にも、黒板に書かれた一品メニューは、思わずツッコミたくなるようなものばかり。たとえば、「オニポキ」は、ハワイアン料理の「ポキ」のもじりで、ささみとアボカドを刺身醤油で和えたものだったり…。
 料理説明は、あえて書かれておらず、ネーミングのみ。それも、お客さんとのコミニュケーションをはかるためだとか。それに、お店一押し「白レバーのたたき」も、ソースの説明がこれまた面白くって。
 若旦那が、ビシッとかっこよく、「このソースは、STOSです」なーんて横文字をおっしゃるから、どんなシャレたものかと思ったら、「(S)スーパー(T)とっても(0)おいしい(S)ソースですよ」(にやり)ですって。

 さらに、できたてほやほやを頂いた具沢山の「筑前煮」は、まさに“鬼わそと名物”! なんと、10種の具材のひとつひとつがツヤツヤ。水は一切使われておらず、椎茸の戻し汁のみ。
 この筑前煮を見事にアレンジしたのが「野菜根菜カレー」です。ルーは、ややねっとりですが、それは、野菜の栄養がしっかり溶け込んでいる証拠。辛さも控えめな上、和風テイストに仕上げてあるため、辛党の方は七味を振りかけても美味しいですよ。

 メニューにはない「トマトのコンポート」は、油っこいもののあとに、さっぱりとしたもので口直しして頂きたいという思いからできたという心遣いのお料理です。おつゆまで飲めるので、デザート代わりでもいけちゃうかも。

(写真4)野菜根菜カレー(840円):具材は細かく切ってあり、特に「シャリッ」というレンコンの食感がたまりません。和風の器にカレーっていうのも風流。がっつり〆たい方、必食です。
(写真5)トマトのコンポート(420円):グレープフルーツとレモンのすっきり爽やかな味わい。彩りも、トマトの赤と、スープの薄黄色で、目と口で二度美味しい。

 ふとメニューに目をやると・・・ん?!『デザート各種おとなり様にて取り揃えてます』・・・おとなり様って? 窓ごしにお隣を見てみると、あ、なるほど、納得(みなさんも、行けば理由がわかります)
 シュークリーム、プリン、ヨーグルト・・・確かになんでも揃えてありますね。私だったら、「大福」と「チーズケーキ」と「抹茶アイス」かな。いや〜、ギャグセンス抜群の書き文句です(笑)

 凹凸のない真っ黒扉は、お店の名前通り、鬼を外に閉め出しておくため?? 「出入り口をわざとわかりにくくするのも、工夫のひとつなんですよ。」と出浦さん。
 手の空いた時は、イケメンスタッフの吉田さんと道ゆく白金ーゼを観察しているとか。ここだけの話、女性の好みにはうるさいらしい・・・?!
 そんな出浦さんからの一言メッセージは、「好き嫌いを言わず、トリあえず食べてみて下さいよ!!」 んー、座布団2枚!
 ユーモアセンスを忘れない出浦さんですが、焼き鳥を見る眼差しはまっすぐで真剣。 そんなギャップも、ここ「鬼わそと」の名物(裏メニュー☆)かな♪

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(写真6)このデザートメニューの意味、お店に行けば分かりますよ。
(写真7)独身出浦さん(35)。ただいまお嫁さん大募集中。
(写真8)「鬼は外」なのに、鬼が内に入ってる・・・鬼には魔除けの役割があるらしいですよ☆ お店を守ってくれてるのかも。
※次週10月31日は5週目のため「おうちごはん」はお休みします。次回の「おうちごはん」は11月7日、「レストランガイド」は11月14日に掲載します。
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